情報処理安全確保支援士制度の爆死決定

国家資格「情報処理安全確保支援士」の詳細が発表された。

注目の年間維持費は、「オンライン・集合講習を含め3年で15万円前後に設定予定」とのこと
どこのベンダー資格やねん。この値段では個人で登録するのは無理。

筆者の持ってる資格のうち、一番お金のかかっているのは放射線取扱主任者で、講習だけで21万円かかっているのですが、
これも1回こっきりで、会社持ち。仮に選任されたとしても維持費は3年で1万7千円。
これと比べてケタ違いの値段では到底維持できません。

というわけで、本サイトでは情報処理安全確保支援士は取得しません。
読者の皆さんにも到底お勧めできません。
会社が業務命令で取ってくれって言うなら考えてやってもいいけど。

<10/24追記>
あと、この資格申請に必要な証明書類が面倒ですね
(1) 登記されていないことの証明書
  法務局で貰います。 ¥300円で貰えるようです。郵送申し込みだけで完結できるようです
  こんな書類ださせる資格って、宅建士などウン億とかの大金を動かす資格だけです

(2) 身分(身元)証明書
  本籍地の市町村役場で貰います。 これも¥300円で貰え、郵送申し込みだけで完結できるようです
  勘違いしそうですが、運転免許やパスポートのことではありません
  こんな書類があるなんて、筆者も知りませんでした

(3) 住民票(または戸籍抄本、戸籍謄本)
  これは普通に住所地(または本籍地)の市町村役場に行ってください。

いくらなんでも、やりすぎだと思うのですが。
ここまでやるなら、ついでにマイナンバーとの紐づけもやりゃいいのに

<12/3追記>
国家資格「情報処理安全確保支援士」 講習のご案内が発表されましたね。
年1のオンライン講習が2万、3年に1度の集合講習が8万、だそうで。
先日申し込んだ、オンラインの家電製品エンジニアの更新講習(5年に1度)が8千円、
放射線取扱主任者の更新講習(3年に1度)が1万7千円なのだから、
いくら高くても、各講習はこれぐらいの価格にしてもらわないと。