Fedora36 で遊ぼう (Panda編)

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6.1.8.Fedora36 で遊ぼう (Panda編)
6.1.PandaBoard ESで遊ぼうのこーな

6.1.8.Fedora36 で遊ぼう (Panda編)

(0) はじめに

この章では、2022年5月10日にリリースされた Fedora36をインストールします。 ちなみに元ネタはFedora 公式wiki公式wiki(Fedora35)

(1) 母艦の準備

① Fedora が走っている環境を用意してください (筆者はVMware上で用意)

  パッケージも最新のものにアップグレードしておいてください

② フルサイズSDHCカードアダプタを用意ください

  筆者のものは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に応じ読み替えてください

(2) 母艦での作業

① 中身が丸ごと消えてもいいフルサイズSDHCカードを用意し、アダプタに接続

  次の手順で、すべてのパーティションが消されて一から作成されます。 最初から消しておくことを推奨

② Fedora 公式サイト ARM ベースのコンピューター向けの Fedora イメージのサイトから、

  イメージをダウンロードします。以下の例ではARM デスクトップ向け Xfce Fedora Workstationを使っています

③ インストーラ・スクリプトをインストールします

 # sudo dnf install arm-image-installer

④ 母艦 fedora 起動し、適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してください

 (チェックサム確認)
 $ sha256sum Fedora-Xfce-36-1.5.armhfp.raw.xz
 3afdc438ab03ccec2c03de5db6f01f15306b86230c4c985d6822d86565ecdb90 Fedora-Xfce-36-1.5.armhfp.raw.xz
(SDへの書込※筆者例)
 $ sudo su
 # fedora-arm-image-installer --image=Fedora-Xfce-36-1.5.armhfp.raw.xz --target=omap4_panda --media=/dev/sdb --selinux=OFF --norootpass --resizefs --addconsole 
 # sync 

※1: 各オプションの意味は

   --image=Fedora-Xfce-36-1.5.armhfp.raw.xz :イメージファイル名を指定

   --target=omap4_panda :ボード機種名

   --media=/dev/sdb : 書き込み先

   --selinux=OFF : SElinux は面倒なのでオフにしました

   --norootpass : ルートのパスワードは面倒なので消しました。インストール後設定してください

   --resizefs : ルートの容量をSDカードいっぱいに広げます

   --addconsole : 起動失敗時にすぐわかるよう、シリアルへのコンソール出力を有効にしました

(3) Pandaboard 起動

① 先ほど作成したSDHCカードを Pandaboard にセット

② Pandaboard にCRT、USBキーボード、USBマウスを接続、ハイビジョンテレビも可(自動認識されます)
  2つあるHDMI端子は内側の方に繋いで下さい。

③ 電源をつなげば Pandaboard が起動します。

④ 起動するとGUIから、初期ユーザー名とパスワード、timezoneを聞かれるので入力



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